はじめの一歩、はじめての一本。
「いやー、(ヒットが)一本出てよかったですね~」
「この(ヒット)一本で流れが変わりますよ~」
とか、野球の解説などでも言われる。
そんなに大げさなものではないが、今日はコピーライター養成講座、Day2。
なんの変哲もない鉛筆だが、それでも「ご褒美」はもらえると、大人でも嬉しいものだ。
40歳にもなると、そもそも褒められることなど無いし、すごいですね、とか言われてもだいたい本心ではない(事が多い)
先週から「40の手習い」ということで、宣伝会議のコピーライター養成講座にて学び直しをしています。
目的は
・「知っていること」「できること」のレベルをもっと高めたい。
・「知っていること」「できること」を「教えられること」にまで高めたい。
という、前職で中井社長に教えてもらった「学びと定着のプロセス」の実践のためだ。
*以前にそんなようなことをブログにも書きました。
参考:「知ってる」と「できるの違い」(http://www.protane.jp/posts/2709958
「こんなにかんたんで、難しいんだ、言葉って」
ってな感じ。
言葉って誰でも話せる。
でも伝えるのは難しい。伝わるのはもっと難しい。さらに、人の態度変容を促す、なっつったら、もう、至難の業だ。
野球のボールを投げることは、たいていの人はできるだろう。
きれいなフォームでまっすぐに投げるのは、結構難しい。
さらに、相手が取りやすいように、左の胸辺り(相手が左にグローブを持っている場合)にめがけて投げるのもまた、結構難しい。
バッターが打ちやすいボールを、ちょうどよいスピードで、ちょうどよいコースに投げることは、さらに難しい。
そんな感じに似ている。
何が言いたいかというと、ごくごくアタリマエのことなのだけれど、
「相手がいないと成立しないこと」
ということ。
「自分がどう思ったか」をそもそも言葉にすることはもちろん大事なのだけれど、
(この部分すらできてない人もあんがい多い。)
「相手がどう受け取ったか」がすべての評価となるわけで。
言葉というのはおもしろいもので、
言葉という、色も、デザインも、写真もついていないもので、想像をさせることができる。
受け手に好きなように、想像させ、解釈してもらうことができる。
受け手に誤解されないように、明確に定義して論理的に伝えることもできる。
言葉は、この「想像や感性」と「論理や実証」という、対極にあるものを行ったり来たりさせる道具だ。
これが、実におもしろい。
コンセプトが決まらなければ、デザインは決まらない。
ビジョンが決まらなければ、行動に落とし込めない。
妄想しなければ、実現はしない。
本日も貴重な学びの時間をありがとうございます。
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