自分一人で生きてると思うなよって話
あっという間に1日が終わりますね。
最近、いろんなメンバーに
「自分一人で仕事ができてると思うなよ。」
「周りの人に支えられて仕事ができていることを忘れちゃダメだよ。」
という話をよくします。
要は「謙虚でいなさい」ということなのですが。
私たちが一人でできることなんてたかが知れています。
一人では得意なことも苦手なこともあるので、その全部をこなしていくことはやはりなかなか難しい。
昔、会社勤めをしていた時、直接関わっているスタッフの方にはそれなりに業務理解をしていたつもりですし、日頃から声をかけたり、お礼を言ったりしていたつもりですが、総務や人事や経理の方にはよく迷惑をかけていましたし、感謝の気持も少なかったかもしれません。
独立して、一人で何でもかんでもやってみた時に、「あぁ、オレは今までなんて傲慢だったんだ。」と思いました。
自分の知らない仕事やできない仕事はこんなにもたくさんあるんだ、と痛感し、それまでの自分の非礼無礼を恥じました。
当たり前のように成立してた、誰かが私の代わりにやってくれてた仕事があるから、私はこの仕事に集中できている。
会社の中のすべての業務、すべての人が各機能を全うしているから、今の自分の仕事が捗っているのだと実感しました。
自分一人で生きてると思うなよって話です。
今はタネという会社が少しずつ大きくなり、色んな得意領域を持ったメンバーと都度プロジェクトを組んで、課題解決のための最良のタネを蒔いていくことが、少しずつではありますができるようになってきました。
一人でやるよりもより大きな仕事、社会にインパクトのある仕事、大義のある仕事に少しずつ近づけるようになってきました。
誰かに感謝されたり、感動されたり、必要とされる人生は素晴らしいものですし、自己肯定感も上がります。
一人に感謝されることも大事ですが、多くの人に感謝されるような仕事もまた、大きなやりがいや、充足感につながります。
そうした大きな影響範囲のある仕事ができるのは、紛れもなく、様々なメンバーと一緒に仕事をできているからです。
自分の仕事は、自分だけでしているものではない、ということです。
そんな当たり前のことですが、傲慢になり、謙虚さを忘れてしまうこともあります。
(人間ですからね。)
孤独を経験すると、組織の良さや強みがよく分かるようになります。
経験したことのない人にはわからない話かもしれません。
(それでも良いと思います。)
同じ場所で一緒に働いていなくても、別々のミッションを担っていたとしても、今日も一日、皆さんと一緒に仕事ができたことに感謝します。
ありがとうございました。明日もよろしくおねがいします。
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