比較するとブレる
私たちは常に「他者評価」の中で生きている。
そして、他者評価には「比較」が付随することがほとんどのケースで多い。
誰かと対して、何かと対して、市場成長率に対して、同業他社に対して、常識という名の岩盤に対して、などである。
「よその会社と比べるとうちの会社はできてないなぁ」
「●●さんの会社は、もう売上■億もやってるのにそれに比べうちは、、、」
「●●さんと比べると、オレなんて、、、、」
「もう●歳だしなぁ、、、」
などである。
確かに我々は他者評価の中に生きているし、常に競争環境に置かれ比較されながら生きている。
事実は一つであっても、私たちの解釈は様々で、こうしたケースでは「できていない所=欠点」に目が行きやすい。
これは自戒込めてで、そんな時に一呼吸置いてみるべきなのだろうけど、
「一体、誰と競争してるんだ?」
「何に対してそんなに焦ってる(劣等感を感じてる)んだ?」
という点。
会社経営において、確かに比較をしながら、競争環境に晒されながら日々を生きてるわけだけど、
会社を成長させるスピード競争で一等賞を取ること、が経営の目的ではないし、前年対比一番伸びたで賞コンクールをしてるわけでもない。
大切な事は、しっかりと社員一人ひとりが自己実現の場として会社を活用し、
それらの集合知を以て、社会から「最大限のありがとう」を得ることであり、そのありがとう!や助かった!の結晶が適正な利益となり、会社を発展的に存続させることである。
その一点に集中ができていて、そこに迷いなくフォーカスを当て、集中力とキャッシュと、リソースを集中させていく。
集中させるということは、目標を明確にすることである。目的を明確にすることである。
そこが定まれば、自分たちがブレなくなる。それが「信念」ってやつだ。
信じて、念じる、強さと回数が多ければ多いほど、ブレなくなる。
ブレなくなれば、恐れもなくなる。
恐れがなくなれば、行動に迷いがなくなる。
迷いがなくなれば、成功に近づきやすくなる。結果、成功する。
比較はエゴだ。エゴがあるうちはまだまだだな、と自戒を込めて。
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