リーダーとリーダーシップ
先日、拝聴してきたセミナーでのテーマです。
備忘と頭の整理のために書いておきたいと思います。
セミナー自体はとてもパワフルでパッショナブルで、聞いていて明日から何か行動に移したいなと思えるようなものでした。
もちろん知っている・実践している情報もたくさんありますが、一つの話の流れの中で知識を整理していくことはとても大事なことだし、聞く側にとってもメリットの有るコトだと思います。
全体を通して、リーダーは役割、リーダーシップは機能、ということでした。
リーダーの役割は下記のような場合に必要になります。
一つのファクト(出来事)を受け止めた時に、自分ごと化してすぐに自ら着火できる人は2割、嫌だ、やりたくない、反対だとマイナスの方向にパワーがはたらく人が2割、残りの6割は無関心、もしくはどっち付かず、能動的に行動には移さないけど、決まったことだったらしょうがないしやるか、みたいなレベル。
こういう組織が多いのではないでしょうか、とのことでした。(講師の会社の内情も数年前まではそうだった、とおっしゃっていました。)
逆ベクトルに向かってしまう、マイナスパワーの人はマイナス方向への推進力は(推進力というか足をひっぱる力というかはさておき)かなり強いわけです。
「絶対に嫌だ!」みたいなパワーが強いから。
しかし、一方でこのマイナス方向へのパワーをプラス方向に持っていくことができたら、強力な助っ人になってくれる可能性も持ち合わせていることになります。(交渉の難易度は高めですけどね)
稲盛さんの、人生の成功の法則「考え方×熱意×能力」で言うところの「考え方」の部分です。ここの変数はマイナスとプラスがあるので、これ以外の変数が大きくても「考え方」の部分のところで一気に大マイナスも大プラスにも成りえます。恐らく講師はそういうことをおっしゃいたかったのかなと私は理解しました。
問題は「無関心な、どっち付かずな6割」。これも稲盛さんの言葉ですが、人間には自然性、可燃性、不燃性の人がいます。
2割の人は自らの心に着火することができます、6割の人は自分ではなかなか行動に移せないけど、風が吹けば「引火して燃え上がる」ことができます。
この「引火して燃え上がることができる」人たちに対して、火種をおこしてあげるのがリーダーの役割だと私は思います。
では火種はどうやっておこすのでしょうか?また、どうやって風を吹かせて引火させるのでしょうか?
そこがリーダーの役割であり、リーダーシップの機能だと思います。
リーダーはまず、登る山や渡る海を決めなければいけません。また、水平線の向こうを眺めながら「あの海の先には何があるのかなぁ」なんつってロマンティックに語れる言語力も必要だと思っています(笑)
そして、その航海がワクワクするものであるように、困難よりもワクワクが勝るように、大義を設定しなければいけません。
「誰のために、何のために」取り組むのか、それをベースに「何をしたか」、その結果「どのような結果」がでたか。
までの一連の流れをストーリーを持って設計すること、そして、決めたことに対して「どんな手段を使ってでも達成する(させる)」ことがリーダーに求められる資質とのことでした。
ものすごく納得です。
約一時間の短い中でのお話ではありましたが、まだまだmemoしておきたいことが多すぎて、書いてて疲れてきました(笑)
いやぁ、このテーマは私も持論と失敗談含めて経験談が沢山あるので、まとめきれません(笑)
というわけで、つづきが気になる方は、オフラインで飲みながらフィードバックさせていただきます。。。
最後に、リーダーは「やると決めること」「変化を進んで受け入れること」「自己や成果に満足しないこと」「過去を過去としてきっぱり切り離せること」「徹底的に演じること(演じていればそれがいつしか本当の自分になります)」「志は高くても、腰は低いこと」が大事だと思います!
オフラインへつづく、、、
0コメント