指導者の仕事はワクワク創り出すこと
よく、「イメージがカラーで湧く」という表現を稲盛さんの書籍などでも目にしますが、確かにまだ見ぬ世界を創造する時には、自分の頭の中で想像し、どうにかこうにかしてイメージを作り上げていきます。
妄想、想像、発想、デザイン、の思考領域で、これはまさに無形を有形かしていくのでなかなか難しく、他者とのイメージ共有もし難いものです。
ですが、一方で、もうすでにあるモノやコト、場所に対してであれば、単純にそれを目にするだけでイメージは湧くわけですから、積極的に同じものを見て欲しい人にはそこに連れていくべきです。
上場したい!なら証券取引所に行くべきだし、このオフィスに入居したい!ならそこに行くべきだし、この高校や大学に入りたい!のならその場所に連れていくべきです。
「知らない」ことと「できない」ことはイコールではありません。
ですが「できない」の多くのケースにおいて、「知らない」ことが「できない」ことを作りだしているなと思うことは多々あります。
「知らない」ことと「できない」ことはなんの関係性も無いと思います。
ましてや能力ではありません。
組織のリーダー、親、上司、など指導的な立場にある人は、部下や子どもなどその指導対象に対して、成長の環境を整えてあげる必要があります。
より良いもの、より高いレベルのアタリマエを知り、それにワクワクすれば必ず人は成長します。
そのワクワクを作りだしてあげることが、指導者の責務だと強く感じます。
そのためには、まずもって自分自身がワクワクの人生を送っていなければなりません。
かく在りたい。
そう思います。
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