4月、新入社員を迎えて。
今年は2名の本当に優秀な新入社員をお迎えすることができました。
3月末には内定者研修にオブザーブで参加させていただき、2人の覚悟を目の当たりにすることができました。
その覚悟を聞いて、私やこの組織のメンバーが彼らを支援・貢献をしない理由がひとつも見つかりませんでした。
私自身は内定証書をお渡ししたときから「1000%の貢献」を約束して、彼らにとっての「社会人の親父」になる事を誓いました。
私が東京からの移住者だからか、我が社には昔からIターン、Uターンの方がたくさん集まってくれます。
こと、新卒採用に関しては創業2年目の社員が私ともうひとりしかいない時から、私なりの信念を持ってずっと続けてきました。
その新卒採用の活動ももう5年以上になります。
新卒で入社してくれたメンバーが1年、3年、5年と時を重ねるごとにどんどん目覚ましい成長を遂げて、今ではこの組織に無くてはならない存在になっています。
先ほど、「全国から当社を志してくれる学生がいる」と言いましたが、これはすごく価値のあることで、北陸を外から見たことがある方が、その視点を活かしながら、北陸のみならず日本全国で活動している私たちの会社に力を貸してくれています。
少し先の未来には国境を超えて、同じプロジェクトを進める仲間も増えるでしょう。
所属はこのプロジェクトタネという会社ですが、私たちは日本全国でそれぞれ住まい、ひとつの目標に向けて時間、空間を超えて一緒に仕事をしています。
今年の新入社員を募る段階では、全国各地から当社の説明会に100名以上の方が集まって頂き、選考が進めば実際にわざわざ関東や関西からもこの会社のインターンに参加したい、と意気込んで自費で金沢まで来てくれた学生も沢山いました。
これは、私たちにとっても本当に自信になる出来事でした。
私は、ずっと心のどこかで遠慮やある種の諦めのような心があったのかもしれないと反省をしました。
それは、「北陸の田舎で仕事をバリバリやりたい人なんかいないんじゃないか？」とか「少し厳しく言うとすぐに音を上げてしまう人しかいないのではないか」とか、本心では思っていました。
ただ、それは私も様々に学びを経験して、今になっては間違いだったなと思います。
全ての人は最善の貢献をしたいと思っているが、ただ単純に情報が足りないがためにやりたくても力を発揮できていないのだ、と。
そうと分かれば私の中でのアクションプランは明確になりました。
とにかく、本音本心で頑張りたいと思う人、仕事や仲間が願望に入っている人に仲間になってもらおう、と。
良い志を持ち、良いサービスを提供して、良い会社を創ると覚悟を決めて、全ての施策をメンバーや私自身の能力開発と組織開発ありきで組んできました。
学べる機会には幹部陣全てが各々参加し、徹底的に今までの自分のパラダイムやメンタルモデルを進化させるためのインプット-アウトプットを高速で繰り返してきました。
私たちのチームは本当に素直に、愚直の可能性に向き合っていて、心から尊敬できる仲間ばかりです。
とはいえ、目指す理想の状態から見れば、まだまだ甚だ遠い現在地ですが、私が創業するときに決めた
「北陸にもサイバーエージェントのようないい会社を創る」
「北陸由来で世界に羽ばたく希望の星になる」
ことを腹に据え、決して派手ではないかもしれませんが、着々と実力を付けて、星稜高校や富山第一高校が全国でも優勝できるように、そんな本当に地域に必要とされるような組織を創って行きたいと思います。
さて、新入社員の2人ですが、すでに内定者期間から勤務をしていてくれたこともあり、まだ入社２日目ですが本当に清々しい心持ちと新鮮な視点で積極的に各会議体でも存在感を見せてくれています。
明らかに爽やかな風が組織を通り抜けています。
だから私は4月が大好きです。
プロジェクトタネの強みは何か、と言われれば、若手社員の質です。
プロパーでも20代半ばのメンバーが本当にたくさんの経験を積みながら顧客に対して、真の意味で寄り添い、素晴らしい提案をくれています。
私たちの仕事は、いわゆるコンサルティング業、になりますが、私はコンサルティングとはサービス業だと思います。
実際、職種の分類で言えば「学術研究・サービス業」などとも分類されています。
つまり、私たちの仕事は「相手を思いやること」や「共感力」「機微を察する能力」「相手の望みを叶える傾聴力」「自分がされたら嬉しいことをする（または逆にされたら嫌なことをしないこと）」などまさにまさに専門知識を持った接客業なのだと思っています。
逆に言えば、これらの前提がない自分だけ良ければ良いと思うようなテイカー（taker）気質な人は残念ながら当社では活躍ができません。
giveが大前提に必要なのです。
そんな仲間とこの先の5年、10年、50年を創っていきたいと思っています。
ぜひ、そんな社会人人生を送りたい方は当社の門戸を叩いていただきたいなと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。
人生の貴重な命の時間を頂けたことを心から感謝いたします。
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